このページでは、単身引越しを考えている方におすすめの引越し業者と、その選び方を紹介していきます。これから単身引越しをする予定の方は是非参考にしてくださいね。
全国に山ほどある引越し業者の中で、どのように業者選びをすればよいか分からないという人も多いのではないでしょうか。まず、単身引越しというのは、引越しの中でも一番料金が安く済みます。荷物が少ないので、トラック1台で十分運べる規模であったり、業者によっては専用のボックスを用意してくれるところもありますね。
では単身引越しにおすすめの業者を選ぶ時はどのようにすれば良いのか。それは、単身パックプランを用意していることと、専用のボックスを用意している業者です。
まずは、単身プランについて。大手業者から中小業者まで引越し業者はさまざまですが、単身プランというのを用意しているところとそうでないところがあります。単身引越しをするのであれば、出来れば単身プランがあるところを選びたいですね。例えば、アート引越センターや引越しのサカイなどは、単身プランがありません。コースとして、基本コース的なものがあって、それを使って単身見積もりをするというのがアート引越センター。引越しのサカイは、単身プランというものはないですが、節約コースやご一緒コースといった単身引越しならこのコースがおすすめですよというやり方で単身引越しに対応しています。
ですので、特に単身だから安くなるという特別割引みたいなものはこの2社にはないので、単身の引越しには少し不向きかもしれません。どちらかというと、アート引越センターも引越しのサカイも家族引越し向けの業者であると言えそうです。
では、2つ目に挙げた専用ボックスについて説明していきます。専用ボックスとは、サイズが決まったカートのようなもので、ボックス1つでいくら、追加1つでいくら、という風に、ボックスの個数×料金を支払う仕組みになります。このボックスに収まるならどれだけ荷物を積んでも、荷物が半分に満たない場合でも、支払う料金は同じになることがほとんどです。要はボックス1個を借りて、運んでもらうというシステムです。これを取り入れているのが、有名大手でいうと「クロネコヤマト」や「日通」などです。
両社とも単身引越しにはこの専用ボックスで対応しています。メリットとしては、料金設定が明確であること。そして安いこと。料金はボックスの個数と移動距離によって算出されます。公式サイトには、それらの料金が明記されているので、基本的にはそれらが実際に支払う料金となります。
専用ボックスにもサイズがあります。業者によってはそのサイズがプランによって分けられていることもあります。同じ一人暮らしの引越でも、荷物の量には個人差があるのは当然です。よって、同じ一人暮らしの引越しでも、荷物が少ない人向けのサイズと、荷物が多い人向けのサイズがあります。日通は、ボックスサイズがSとL、そして、鉄道コンテナ1個分を丸々使えるXサイズなどがあります。クロネコヤマトも同様に、荷物の多い人から少ない人まで幅広く対応でいるサイズプランがあります。
これらの専用ボックスを使用した単身プランは、引越し専門業者ではなく、運送業者の引越しサービスにあることが多いです。クロネコヤマトも日通も引越専門ではなくあくまでも運送業者です。ですから、普通の配達と引越しの輸送を同じトラックで行ったりするわけですね。その時に専用ボックスを使うことで、同一方向へ向かうトラック内に、引越しの荷物と通常の荷物を混在でいるというわけです。これにより、トラック1台を引越し専用に使う必要がなくなり、料金も割安になるということです。
単身引越しをお得にできる業者の選び方としては、運送業者がやっている引越サービスの専用ボックスを利用したプランを選ぶことです。特に、荷物が少ない人は、小さいサイズの専用ボックスを利用すれば料金はかなり安くなるので、必ずチェックしましょう。
参考ページ：一人暮らし 引越し
ここでは、単身引越しにおすすめ業者を紹介していきます。基本的には単身プランがある業者やさきほども言ったような専用ボックスでの単身プランがあるところを中心に紹介していきます。
言わずと知れた運送業者のクロネコヤマト。単身プランとしては、「単身引越しサービス」と「単身引越しサービスminiタイプ」の2つがあります。料金は、単身引越しサービスは最安値が12000円～、ミニタイプですと、11,000円～となっています。単身引越しサービスのボックスでは、冷蔵庫や洗濯機、電子レンジ、スーツケース、衣装ケース3つ、ダンボール箱10個、布団袋1個ほどが積載できる荷物の目安です。ミニタイプでは、ダンボール箱15個、衣装ケース3個、布団袋1個とかなり減ります。今も一人暮らしをしていて引越しする場合は単身引越しサービスを、初めての一人暮らしなどで引越し後に家具や家電をそろえる予定の場合は、ミニタイプでも十分対応可能だと思います。
また、単身赴任の方向けの、「家具家電レンタル×単身引越しサービス」というプランもあります。これは、一定期間の引越しのため、家具や家電を買いそろえるのがもったいなかったり面倒だったりという場合に便利な、家具家電のレンタルが出来るプランです。レンタルできる家具家電は基本的に中古家電となります。すべての家具家電をもっていくよりも、少ない荷物のミニタイプの引越しプラス安い中古家具家電レンタルを組み合わせた方が断然お得になる場合もありますので要チェックです。
日通の単身プランは全部で4つあります。専用のボックスを利用した単身パックS、単身パックL、単身パックXの3つと、単身パック当日便の4つとなります。単身パックSでは、冷蔵庫やテレビ、電子レンジや掃除機などの家電とダンボール箱が4つ、3段カラーボックス、布団袋1個などが入ります。クロネコのミニタイプに比べても日通のSサイズは大きめなのが分かりますね。単身パックLでは、Sサイズに加えて洗濯機や衣装ケース、ダンボール箱などが追加できます。パッと見ではそこまで変わりませんが、ボックスの奥行が約30センチ、高さが20センチほど大きくなっているので、ちょっとSでは心もとない方はLサイズを選ぶとよいと思います。単身パックXは、鉄道コンテナを使うプランです。S・Lのボックスよりもかなり大きなサイズですので、単身でも荷物が多めの方におすすめです。入る荷物としては、SやLサイズには入らないベッドや自転車、テーブルなども十分積み込むことが可能です。また鉄道輸送になるので、早くて安心です。東京から大阪、東京から名古屋などの場合は最短で翌日の配送が可能です。
料金としては、単身パックSが最安値15,000円～、単身パックLは16,000円～（WEB割引適用の場合）となります。単身パックXについては、移動距離別に料金が決まっています。また単身パックXについては、基本的に150キロ以上の長距離移動の引越しの場合にのみ使えるプランとなるので注意が必要です。最安値は51,000～となります。
もう1つ、単身引越しでも移動距離が短い方向けの「単身パック当日便」というのがあります。条件としては、車で30分以内の距離の引越しです。作業時間は4時間以内を目安としていますので、約半日で引越しが終わるプランです。荷物が少なくて近くに引越しする場合に一番おすすめのプランです。
アート引越センターやサカイ引越センターなどは、やはり家族向けの引越しに強いというイメージです。逆に、中小の引越専門業者は大手に比べ料金は安くなることがよくあります。また、プランも分かりやすく明確です。中小業者でも有名なところはありますし、大抵の場合単身プランを有しており、大手に比べ割安になっていることが多いです。これらの業者はなかなかネットで見つけるのが難しいというのが現状です。ホームページをきちんと持っていない業者やプランなどの詳細を載せていない業者もあるためです。
このような場合は、一括見積りを利用してみましょう。一括見積りサービスでは、大手や中小業者に関係なく、あなたが住んでいる地域にあるすべての提携業者（最大10社）へ一括で見積もり依頼ができるので、ネットでは見つけられなかった格安の中小業者を知ることができます。さらに、業者同士が競合するので料金も通常の見積もりよりも確実に安くなります。単身引越しは、選ぶプランや業者によって料金も大きく変わる場合があります。できるだけ安く引越したいという方は是非一括見積りサービスを利用してみましょう。
日通さんの単身パックLで引越しをしました。荷物は多くもなく少なくもなくという感じだったので、真ん中のLサイズを選択。結果的には少しスペースが余ってしまう形になりましたが、Sサイズで足りなかったというよりはましだったと思います。近距離の引越しだったので料金も安く満足です。
クロネコヤマトさんの単身引越しサービスで引越しました。ミニタイプでは無理だと思ったので通常の単身引越しサービスを選んだのですが、見事にピッタリ収まって感動しましたｗ 引越し後には仕事の予定があったので、配達時間の指定ができたのもうれしかったです。
日通の単身パックXで引越しをしました。私の場合は、趣味の自転車やゴルフ関連の用具もすべて運びたかったのと、ベッドやソファーも運びたいという要望があったので、積載量に余裕がある単身パックXを選びました。別の引越し業者さんにも見積もりを取ったのですが、料金はこちらの方が安かったですね。移動距離によって料金が決まっているのも明瞭でわかりやすく良かったです。鉄道による輸送なので渋滞等もなく、配達も早かったですよ。